早速ですが今日のCDはコレです。
知ってる人は少ないと思いますが、これは山下達郎がアマチュア時代の19歳の時に、当時の仲間と自主製作したレコードをCD化したものです。
一般のCDショップには流通していませんが、達郎のコンサート会場で購入できます。
達郎が中学時代に出会った友達とバンドを組んで、その後高校、大学と進学してメンバーも変わっていきましたが、一貫してビーチボーイズのカバーを行っていたとライナーノートには書かれています。
しかしビーチボーイズのコーラスは難しかったらしく、2年間で7曲しかコピー出来なかったようです。
大学に入り、それまでの活動をレコードとして記録しようということで、100枚限定でレコードを制作しました。
一枚ごとにナンバーが振られていて、達郎は6番を所有しているようです。
しかし、自主製作版をわざわざ購入する人はおらず、ほとんどを無料で配ったと書いてあります。
その後達郎がプロのミュージシャンとなり、ファンがその音源が聴きたいということで、CD化されたのですが、内容は、やはりアマチュアの域を出ません。
やはりビーチボーイズはコーラスが難しいんですね。
でも雰囲気は良いですよ。
B面(7曲目)以降はメンバーが好きな曲を演奏してます。
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で、なぜこのCDを取り上げたかというと、いつも仕事帰りに寄り道する新宿アルタ6階のHMVレコードショップでこれを見つけました。
なんと、100枚限定のレコード本体です。
しかも価格は143万円!
古いJAZZのレコードやビートルズのブッチャーレコードで20万円とか30万円までは見たことがありますが、流石に100万円超えは初めて見ました。
レコードは前に書いたように殆ど無料で配ったようなので、これはホント宝物ですよね。
多分、亡くなったおじーちゃんのレコード棚に有ったこのアルバムを偶然見つけて市場に流したんじゃないかと想像してしまいます。
ファンにとっては貴重なお宝ですね。
私は欲しいとは思いませんが(;^ω^)