札幌に転勤後のオーディオライフは、基本CDが中心になります。
また音楽以外にWOWOWのコンサート番組の録画やミュージックバードの録音など趣味の範囲が多種にわたり、それはもう充実しておりました。
四季が綺麗なんで観光もしたしね。
そんな時、会社に新人が配属されます。
その男は東京から新入社員でいきなり札幌配属になりました。
一人暮らしは初めてで、住むところから、生活に必要な身の回りの物の買い出しなど手伝いました。
ある日その新人の賃貸マンションを訪問した時、部屋にアナログプレーヤーが置いてありました。
聞くと、学生の頃クラブのDJの真似のような事をしていて、家でもレコードを掛けて練習(?)していたそうな。
プレーヤ―の下の棚にはアナログレコードが沢山有りました。
それを見ているうちに、急にアナログレコードが恋しくなったんですわ(^^;)
で、実家のお袋に電話して、急遽PL-30Ⅱを郵送してもらう事になったんですが、これがマズかった!!
シロートが梱包したんで、もうダメダメです。
アームは固定されてないんでグラグラのままだし、カートリッジの針は根元から折れているし(DL-301Ⅱです)、極めつけはアームの芯部分のシリコンオイルが漏れだしていまして、もう手が付けられない状態です。
自分が帰った時に送れば良かったと後悔しました。
その後、なんとかレコードを掛けられる状態まで整備してみましたが、以前の状態には戻りませんでした。
そんな状態で一年が過ぎたある日、札幌のCAVIN大阪屋で中古品の展示会が行われていて、ふらっと立ち寄りました。
そこにあるプレーヤーに目が行きました。
そこにはトーレンスのTD320にSME3009/S2 Improvedを載せたプレーヤーが有りました。
もう一目惚れ状態です。
少し高価でしたが即決しました。
つづく