今日のレコードはこれです。
私がマービン・ゲイを初めて聴いたのはNHK FMのサウンドストリートで、MCの佐野元春が自身が好きな曲として番組内で流した曲。
冒頭の黒人同士(かな?)の挨拶から始まり、その後何か憂いを感じるメロディが流れてくる「What's Going On」でした。
それがベトナム戦争に対する反戦の歌だとは当時は分かりませんでしたが、訴えかけるような雰囲気が印象的でした。
その後、ベストヒットUSAで復活を遂げたマービン・ゲイとして、このアルバムからシングルカットされた「セクシャル・ヒーリング」が放映されました。
その歌が気に入ったので、秋葉原の石丸電気に輸入盤を買いに行きました。
更に2年後、大学のゼミの合宿に行く日の朝でした。
NHKのニュースでマービン・ゲイが牧師の実父に射殺されたという衝撃的なニュースが流れました。
朝からかなりショックを受けたのを覚えています。
今まで沢山のアーティストが若くして亡くなりましたが、もし生きてくれたなら、どんな曲を、歌を私達に届けてくれたのか。
ジョン・レノン、マービン・ゲイ、マイケル・ジャクソン、プリンス、フレディ・マーキュリー、カート・コバーン・・・
そう考えると非常に悔しいですね。