今日はGW前半の中日、天気が良いですが何もする事がないので、家で音楽鑑賞です。
今日のCDはコレです。
2006〜7年頃、広島にいた私は営業のため社有車に乗って山陰方面を回っていました。
その時FMからこのCDの1曲目、「1985」が流れていました。
英語なので何を言っているのかはわかりません。
でも何か運命の1985年と歌っているかのように聴こえました。
私の1985年はちょうど大学4年になった時。
それまで大学とバイト先と自宅だけを行き来していた生活、特に何もなかった今までが、就職活動をせざる得なくて、一気に慌ただしくなりました。
時はバブルの手前。
次々就職先が決まっていく同級生を横目に、私はなかなか決まらずにいました。
自分の中には金融、商社、マスコミ関係は絶対就職しないという気持ちがありました。
色々な会社の面接を受けましたが、ここに就職したいと言う気持ちが湧く会社はありません。
先方もそんな私の気持ちを感じ取っていたのか、一次面接で不合格が相次ぎました。
二十歳過ぎの若造が何わかってんだよ、って感じですね。
私も今思えば青かったんです。
で、結局のところ自分が嫌だと思っていた商社(的)な会社に就職が決まりました。
それが1985年。
その年を歌ったマニック・ストリート・プリーチャーズのアルバムを買い求めました。
曲の歌詞を読んでも抽象的で意味がよく分かりませんが、何か切羽詰まったような歌い方はやはり私の心情を歌ったものではないか、と勝手に思っております。
因みにですが、早々に金融関係に就職を決めた同級生は殆ど2〜3年で会社を辞めました。
仕方がなく商社(的)な会社に就職した私は何故か定年まで勤めました。
人生なんか分かんないもんです。
人はそれぞれ生き方があって、どれが正解など存在しません。